大きなダウンボールほど間に沢山の空気を含む事ができます。空気は熱伝導率が低く断熱性に優れているので軽くて温かいのです。
羽毛は水分を透過させる透湿性と、吸湿放湿性に優れています。そのため、ふとんの中がムレにくく、いつもサラっとして爽やかです。
ふとんに使われる他の素材と違い、羽毛は一つひとつが独立しているので、体に沿って包み込むようにフィットします。

お使いいただく環境、シーンで羽毛掛けふとんを使い分けることで、
快適な睡眠環境を整えることができます。
ここでは各掛けふとんの違いを簡単にご紹介いたします。
使用時期 秋〜晩冬 秋口〜初冬、晩冬〜初春 晩春〜秋口
厚み
(マチ高)
もっとも厚い(6〜10p) 中間(約6p) もっとも薄い(マチなし)
羽毛量 多い(約1.35s前後) 中程度(約0.55〜1.0s前後) 少ない(約0.33kg前後)
特長 一番厚さがあり、最も保温性が高い。良質な羽毛の力を最大限生かしたキルト(立体構造)で優れた保温性を確保します。 掛けふとんと肌掛けふとんの中間タイプ。掛けふとんでは暑いと感じる方におすすめです。 最も薄く、幅広く使えるタイプ。夏場でも蒸れにくく爽やかな使い心地。体によくなじみフィット感バツグン。
※東洋羽毛シングルサイズ150cm×210cmを基準

気温 ふとんの種類
5〜15℃
住環境や体質など個人差はありますが、寒い季節に一枚でお休みいただける最も保温性に優れたふとんです。
15〜20℃
季節の変わり目や気密性のよい住宅環境に適したふとんです。また、掛けふとんに比べると比較的長い季節でご利用いただけます。
20〜25℃
夏はエアコンによる寒さを防ぎ、快適にお休みいただけます。冬は掛けふとんと重ねることでさらに保温性アップ。一年中大活躍のふとんです。
※気温はあくまで参考となります。
掛けふとんと肌掛けふとんを組み合わせてお使いいただくと、よりあたたかくご利用いただけます。
暑い時は肌掛けふとんのみ、季節の変わり目は合掛けふとんのみ、寒い時は重ねてなど、様々な季節に対応できます。
上: 掛けふとんの上にすると空気の層ができるため保温性がアップします。
下: 掛けふとんの下にするとキルトのマスが細かいため体にフィットし、心地よく感じます。
あたたかくしたい方は上に、フィット感がほしい方は下に、お好みに合わせてお使いください。